なぜ今ビジネスや教養に「アート思考」が求められるのか?
アート思考についての議論のひとつめです。人文社会学が導く新しい試論の第四弾。ダイヤモンド・オンラインの好評連載『文化をデザインするビジネスリーダーたち』を転載。
京都クリエイティブ・アッサンブラージュは新しい世界観を提示することで時代を切り開く人材を育成します。現在、成熟した資本主義をはじめ社会の基礎となる枠組みや価値観そのものが揺らぎ始めています。
その結果、旧来的な枠組みによる問題解決やニーズの充足を目指しているだけでは、価値を創造することができなくなってきています。それらの価値創造は、人々を一時的に満足させることはできても、揺さぶり突き動かすことはできません。
時代を先導し、大きな価値を産み出すためには、緊張感や違和感を伴いながらも、新しい社会へ人々が一歩足を踏み出せるような「世界観」をつくり上げねばなりません。
新しい世界観を生み出す創造性は、決して限られた人が持つ特別な力ではありません。社会の微妙な変化を感じ取り、小さな読み替えをしていくことから始まります。
京都クリエイティブ・アッサンブラージュは、社会をよく見て表現する人文社会学的視点、別の現実を作って体験することで日常を捉え直すスペキュラティブなデザイン、そして既存の枠組みを宙吊りにし安易な結論づけを妨げるようなアートの実践にそれぞれ触れることで、新しい世界観をつくる力を導きます。
アート思考についての議論のひとつめです。人文社会学が導く新しい試論の第四弾。ダイヤモンド・オンラインの好評連載『文化をデザインするビジネスリーダーたち』を転載。
ダイヤモンドオンラインで3本目の記事が出ました。書ききれなかった内容を、安西さん、中野さんの新著『新・ラグジュアリー―文化が生み出す経済 10の講義』を見ながら議論したいと思います。
文化を創造し価値を生み出しているラグジュアリーに注目します。人文社会学が導く新しい試論の第三弾。ダイヤモンド・オンラインの好評連載『文化をデザインするビジネスリーダーたち』を転載。