2024年度受講生の公募を開始いたしました。

京都クリエイティブ・アッサンブラージュは新しい世界観を提示することで時代を切り開く人材を育成します。現在、成熟した資本主義をはじめ社会の基礎となる枠組みや価値観そのものが揺らぎ始めています。

その結果、旧来的な枠組みによる問題解決やニーズの充足を目指しているだけでは、価値を創造することができなくなってきています。それらの価値創造は、人々を一時的に満足させることはできても、揺さぶり突き動かすことはできません。

時代を先導し、大きな価値を産み出すためには、緊張感や違和感を伴いながらも、新しい社会へ人々が一歩足を踏み出せるような「世界観」をつくり上げねばなりません。

新しい世界観を生み出す創造性は、決して限られた人が持つ特別な力ではありません。社会の微妙な変化を感じ取り、小さな読み替えをしていくことから始まります。

京都クリエイティブ・アッサンブラージュは、社会をよく見て表現する人文社会学的視点、別の現実を作って体験することで日常を捉え直すスペキュラティブなデザイン、そして既存の枠組みを宙吊りにし安易な結論づけを妨げるようなアートの実践にそれぞれ触れることで、新しい世界観をつくる力を導きます。

ダイアログ:エンターテイメントとイノベーション ーMoment Factoryの実践ー

カナダのモントリオールに本社を置き、光、映像、音楽などを用いたメディアアート・エンターテイメントで世界をリードするMoment Factory。今回は、Moment Factory東京スタジオより、クリエティブディレクター、メリッサ・ワイゲル(Melissa Weigel)氏をお迎えし、その取り組みをご紹介いただきます。特定の場所の意味を踏まえ、エンターテイメントとしての最先端を追求しつつ、事業を成立させる制作プロセスについて事例を交えて議論します。

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ダイアログ:社会課題とデザイナー - 佐藤可士和の仕事を読み解く-

本イベントでは、*毎年京都クリエイティブ・アッサンブラージュ講師である佐藤可士和氏を迎え、対談を通してその仕事を読み解いてきた。本年は、近年重要となっている社会課題への取り組みをテーマに、佐藤氏の仕事の事例に基づきながらデザイナーの立ち位置、姿勢、アプローチを議論する。

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京都クリエイティブ・アッサンブラージュ サマープログラム:都市・地域の再生可能性を考える

京都クリエイティブ・アッサンブラージュは、メルボルン大学 スクール・オブ・デザイン Dan Hill氏を迎えて、7月9日(火)、10日(水)にサマープログラムを開催します。欧州の様々な機関でストラテジックデザインを手がけ、近年では鹿児島でのフィールドワークをもとに、バイオリージョナルな都市圏の可能性をFuture Observatory Journalに執筆したDan Hill氏と、リジェネラティブな(再生可能な)都市・地域圏のシステムと技術を考えます。

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京都クリエイティブ・アッサンブラージュを構成する各パートの概要や背景にある理論の説明など、基本的な理解を 深めるためのオンデマンド教材集。

Aesthetic Strategy

新しい世界観をつくる力を導く方法論

社会の微妙な変化を読み解き、既存の意味の体系を宙吊りにする世界観の創造を通したイノベーションの実現を目指す、人文社会学の視座から編まれた新しい方法論を提案する。

Speculations

ありうる未来の生態系を思索する

批判的にありうる未来を思索することで、人新世の時代における持続可能性や、ステークホルダーを人間以外に拡張した新しいデザイン、ビジネスのあり方について考える。

Art Dis-soluble

自明・前提・常識を融解する

身体を使った表現行為を通して、視覚に依拠した“見る”を五感で“みる”に拡張し、無意識のうちに反映している自己の価値観を自明・前提・常識に囚われることなく再構築する。

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