本イベントでは、*毎年京都クリエイティブ・アッサンブラージュ講師である佐藤可士和氏を迎え、対談を通してその仕事を読み解いてきた。本年は、近年重要となっている社会課題への取り組みをテーマに、佐藤氏の仕事の事例に基づきながらデザイナーの立ち位置、姿勢、アプローチを議論する。
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*過去の対談のアーカイブ
2022年 佐藤可士和の創造性を読み解く
2023年 イノベーションのアート: 新しい価値創造の方向性
登壇者
佐藤可士和(さとう・かしわ)
クリエイティブディレクター/ 京都大学経営管理大学院特命教授
多摩美術大学グラフィックデザイン科卒。株式会社博報堂を経て2000年独立。同年クリエイティブスタジオ「SAMURAI」設立。ブランド戦略のトータルプロデューサーとして、コンセプトの構築からコミュニケーション計画の設計、ビジュアル開発、空間設計、デザインコンサルティングまで、強力なクリエイティビティによる一気通貫した仕事は、多方面より高い評価を得ている。主な仕事に国立新美術館のシンボルマークデザイン、ユニクロ、楽天グループ、セブン-イレブン・ジャパン、今治タオルのブランドクリエイティブディレクション、ふじようちえん、カップヌードルミュージアムのトータルプロデュースなど。D&AD Tellow Pencil、ICONIC AWARDS2021 BEST OF BEST 、東京ADCグランプリ、日本空間デザイン金賞ほか多数受賞。
著書「佐藤可士和の超整理術」(日本経済新聞出版社)ほか。
山内裕(やまうち・ゆたか)
京都大学経営管理大学院教授
京都大学工学部情報工学卒業、京都大学情報学修士、UCLA Anderson Schoolにて経営学博士(Ph.D. in Management)。 Xerox Palo Alto Research Center 研究員を経て、京都大学経営管理大学院に着任。鮨屋、フレンチ、アパレルなどのサービスをはじめ、デザインやアートなどを含めた文化の経営学を研究している。主な著書には、『組織・コミュニティデザイン』(共立出版、共著)、『「闘争」としてのサービスー顧客インタラクションの研究』(中央経済社)など。2021年度から文部科学省価値創造人材育成拠点形成事業として「京都クリエイティブ・アッサンブラージュ」を立ち上げる。
https://yamauchi.net