佐藤可士和氏のデザインを読み解き、その創造性を分析しています。創造性とは天才的個人の内面から湧き上がるものではなく、社会をよく見て世界観をつくることです。佐藤可士和氏の代表的なデザインである「ユニクロ」を題材に読み解き、佐藤氏との対話を通して、現在イノベーションを起こすためには何をするべきかを議論しました。

佐藤 可士和 (クリエイティブディレクター/ 京都大学経営管理大学院特命教授)
多摩美術大学グラフィックデザイン科卒。株式会社博報堂を経て2000年独立。同年クリエイティブスタジオ「SAMURAI」設立。ブランド戦略のトータルプロデューサーとして、コンセプトの構築からコミュニケーション計画の設計、ビジュアル開発、空間設計、デザインコンサルティングまで、強力なクリエイティビティによる一気通貫した仕事は、多方面より高い評価を得ている。主な仕事に国立新美術館のシンボルマークデザイン、ユニクロ、楽天グループ、セブン-イレブン・ジャパン、今治タオルのブランドクリエイティブディレクション、ふじようちえん、カップヌードルミュージアムのトータルプロデュースなど。D&AD Tellow Pencil、ICONIC AWARDS2021 BEST OF BEST 、東京ADCグランプリ、日本空間デザイン金賞ほか多数受賞。 著書「佐藤可士和の超整理術」(日本経済新聞出版社)ほか。
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