イノベーション基礎プログラム

「良いもの」を作れば売れる。あるいは「潜在ニーズ」を満たせば成功する。
もしあなたがそう信じているなら、それはイノベーションの本来の姿ではないかもしれません。
本当のイノベーションとは、既存の価値観の中で良いものを提示することではなく、「良い/悪い」という評価基準そのものを解体し、書き換えてしまうことにあります。

このプログラムの核心

本プログラムでは、以下の2つのプロセスを4週間で実践します。

  • 社会の微細な変化を捉える
    イノベーションは孤立したアイデアからではなく、歴史の流れの中から生まれます。まずは現在の社会を「点」ではなく「布置(星座)」として捉え直します。
  • 「意味」を攪乱し、歴史を断絶させる
    これまでの歴史の延長ではなく、それに断絶を入れることで、これまでの「当たり前」を攪乱し、全く新しい意味の地平を提示する人文学的な方法論を探求します。

プログラムの特徴

• 人文知を武器にする: 哲学・歴史・社会学などの視点から、イノベーションが起こった真の道筋を解明します。

• 実践的な方法論: 理論に留まらず、実際の事例を交えながら、どうすれば「意味の解体」が可能なのかを具体的に議論します。

• 超濃縮された4週間: 文部科学省プログラムとして磨き上げられたアプローチを、総時間はそのままで短期間で効率的に身につけます。

約4週間(5回のセッション)で「エステティック・ストラテジー」の方法論を一通り実践します。
対面およびオンラインセッションの時間の他、事前にオンデマンド講義の受講を含みます。
個人での探求の他、チームに分かれて、具体的な題材によって実践していきます。

エステティック・ストラテジーについては、こちらの動画などをご覧ください。

講師: 山内裕、佐藤那央、弦間一雄ほか (一部変更になる可能性があります)

3つのステップで進みます。

Step 1 社会をよく見る。

社会をよく見て意味のシステムによる排除を捉え、救済されつつある敗者を特定する。
ひとつを見ていてもわからないので、他のものと並べて星座として見る。

Step 2 価値転換する。

敗者を救済し、既存の意味のシステムを中断・宙吊りにする。
自分を無-意味の敗者と重ね合わせて、その価値を肯定する。 

Step 3 象徴をつくる。

切断をより強調して、目の前にポンと置く。
意味を差し引き、空虚な形式を表現することで、純粋な差異を生み出す。

土曜日対面と平日夜オンラインを組合せて集中して実施します。

2026年度第1回目 日程

5/30 土曜日対面(東京) 11:00-17:30
6/4 木曜日オンライン 19:00-21:30
6/13 土曜日対面(京都) 12:00-18:00
6/18 木曜日オンライン 19:00-21:30
6/27 土曜日対面(東京) 11:00-17:30
(対面部分に参加が難しい場合は、ハイブリッドでも参加いただけます。欠席される場合には、講義部分の録画を共有します。) 

総時間数 33時間 (オンデマンド講義の受講を含む) 

参加費と申込

30名 (参加費 25万円・税込)
申込多数の場合には打ち切りあるいは選抜する可能性がありますが、できるだけ多くの方に参加いただけるように調整します。

申込ページ

こちらのフォームからお申し込みください。

申込の後人数などを調整の上、ご参加いただけるかどうかをご連絡します。